飛行機内でアクシデント 【マレーシア】

アジア周遊旅をしていた時のことです。

仁川空港で韓国人の友人に見送られ、第二国目の行先であるマレーシアの首都クアラルンプールへと向かいました。

利用したのはLCC。荷物を機内に持ち込み、チケットをチェックして自分の席を確認します。指定されていたのは、窓側の席でした。着席する前には、よっこらせと一人で持ち上げるには少し重いバックパックを荷物棚に持ち上げました。

席に着くなりどっと疲れが押し寄せ、私はすぐに眠ってしましました。目が覚めたときにはすでに飛行機は空を飛んでいて、その時ふと視界に入った隣の外国人夫婦に何か違和感を感じながらも、私はまた眠りにつきました。

その後、無事マレーシアに入国しワクワクしたのも束の間、カバンにスマホが入っていないのが分かりました。思い当たるのは、荷物を荷物棚に上げたとき。両手でしか上げられなかったため、咄嗟にその時持っていたスマホをすぐ下の通路側の座席に置いてしまったのでしょう。

結局、航空会社に確認してもらいましたが見つからず、あの時感じた隣の夫婦の不自然な雰囲気は間違っていなかったと思いました。
帰国後も保険会社に連絡するも、スマホの紛失は私の過失として保険金は得られずじまい。

全て私の責任ですが、やはり海外で感じるちょっとした違和感は信じたほうがいいと思いました。

初めて手掴みで食べた食事 【クアラルンプール】

マレーシアの首都クアラルンプールを、あてもなく街歩きしていたところ日本では見慣れない宗教建築を目にし、好奇心から入ってみることにしました。

神々の像が屋根にたくさんある不思議なこの建物は、ヒンドゥー教の寺院でした。

中では聞いたことのない、なんともいえない音楽を奏でる男性がひとり。その周りには、美しいインドの民族衣装サリーに身を包んだ女性や、インド系の男性が多くいました。

きょろきょろしながら、見よう見まねで靴を脱ぎ、中へ進んで行くと。人々が並ぶ列がありました。ニコニコとほほ笑む女性に手招きをされ、私も並んでみると、無料だという食事が手渡されました。ヒンドゥー教徒でなくてもウェルカムに受け入れてくれる皆さんに、嬉しく思いながら、早速いただくことに。

バナナの葉の上に乗せられたのは、やはりカレーです。それを、皆さんと同じように手ですくって食べてみるも、これが中々難しく、しかし一緒にこうして食べられるのが嬉しくもありました。

初めての手掴みの食事は、マレーシアのヒンドゥー教寺院。心温まる経験でした。

また行きたい!ヒンドゥー教の聖地【BATU CAVES】

ガイドブックに小さく載っていたのが、この「バトゥケイブズ」でした。

クアラルンプールで特にすることがなくなり、何かないかなぁと探したときに見つけたのがこちらです。KLセントラル駅から乗り換えなしですぐに行けるという理由から、なんとなく行きましたが、この選択がもう大正解!

夜、BATU CAVES駅に到着し歩いてすぐのところに、巨大な黄金に輝く像が見えました。向かっていくと、ますます大きくなる像。その後ろには、見上げると百段以上にものぼるであろう階段が続いています。

高所恐怖症の方は洞窟の中までたどり着けないかもしれません。一段踏み外せば、もう命は無いだろうというような長―い階段です。高いところが得意ではない私も、必死の思いで登り切るとそこにあったのは、巨大な鍾乳洞。数々のヒンドゥー教の神々が祀られており、にわとりが野放しにされているその光景からは、恐らく何百年前から変わらないであろう不思議な空気を感じられます。

アクセスもとても簡単なのに、こんな神秘的な体験ができるとは思ってもみませんでした。必ずまた訪れたい場所です。

マラッカの名物「トライショー」に乗ってみた

マラッカに到着してまず目を見張ったのが、たくさんのお花や派手なデコレーションを施されたリキシャーです。これは、インドなどで見られるリキシャーの派手バージョンと言った感じで、「トライショー」という乗りものだそうです。

数多くのトライシクルが集まっているのが、オランダ広場でした。そこで、おまかせで一通りのマラッカ案内をしてくれるという、ある運転手さんに頼んでみることにしました。

こんな手の込んだデコレーションの一方で、動力は原始的。乗客が座る隣で漕ぐおじさんの自転車のみ。色んな所に案内してもらいましたが、大人二人を乗せたトライショーを熱い中必死で漕ぐおじさんに、段々と気が引けてきました。しかし、おじさんはただただ陽気に歌を歌い、爆音のBGMをかけながら漕いでいきます。この音量、日本では考えられないほどのものですが、かけたい音楽があれば音楽プレイヤーに繋いで、なんでもかけてくれるとのこと。

とにかく派手なリキシャー「トライショー」。おじさんが心配になりますが、爆音の音楽をかけながらマラッカ観光をするのはいい思い出になること間違いなしです。

異なる宗教の寺院が共存する「マラッカ」 ~ハーモニーストリート~

マレーシアに行くなら絶対に行ってみたいと思っていたのが、世界遺産都市「マラッカ」です。古くから東西貿易で栄え、様々な文化の影響を受け成り立ったそう。
・オランダ広場
・キリスト教会
・セントポールの丘
・マラッカ河
・マラッカタワー
などなど、様々な見所がコンパクトにまとまっている観光しやすい場所です。

私がその中でも、感銘を受けたのが、様々な宗教寺院が立ち並ぶ「ハーモニーストリート」と呼ばれる通りでした。それは、観光のメインストリートである「ジョンカーストリート」の北に位置します。

何も知らずに歩いていたところ、マレーシア最古の仏教寺院“青雲亭(チェン・フーテン)”、イスラム寺院“カンポン・クリン・モスク”、ヒンズー寺院“スリ・ポヤタ・ヴィナヤガ・ムーティ寺院”がありました。これにはとても驚きました。つまり、仏教、イスラム教、ヒンドゥー教とそれぞれ異なる宗教寺院が同じ通りに立ち並んでいたのです。

異なる宗教寺院が共存する平和な通りが見られるのは、世界でも稀なのではないでしょうか。見所も多く、異文化を吸収してきた独特の雰囲気をもつ世界遺産都市「マラッカ」。マレーシアに行くなら是非おすすめの町です。